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FAO駐日連絡事務所 Liaison Office in Japan

 

国連は、2019年から2028年を「家族農業の10年」(UN Decade of Family Farming)として、家族農業の役割を再評価し、どのような支援が必要か考えようと呼び掛けています。

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家族農業に関する主なデータ

農村地域の貧困について

  • 世界の貧困層や食料不安を抱える人々の約8割が農村地域に住んでいます。その大部分は農業を営んで生計を立てています。
  • 農村地域の貧困層の大部分は、食料や収入を農業、水産物の養殖に頼っています。しかしながら、これらの小規模家族農家は、生産に必要な資源や機会、市場へのアクセスが限られています。

家族経営の農場について

  • 世界には6億以上の農場があります。
  • 農場の9割以上は、個人または家族によって経営され、主に家族労働で運営されています。
  • 家族農業が世界の農地に占める割合はおよそ7割から8割です。家族農業は、世界の食料の8割以上を生産しています。

 小規模漁業について

  • 漁師のうち、9割が小規模事業者です。そのうちの9割以上が開発途上国に住んでいます。
  • 開発途上国では、小規模漁業が漁獲量の半分を占めています。

牧畜について

  • 牧畜を営む人々は推定で約2億人。地球の陸地の3分の1を覆う放牧地で家畜を飼っています。

山岳部の農業について

  • 山岳部における農業は主に家族経営です。開発途上国などで山岳地域に住む人々の約4割(約3億人)が日々の食料を安定して得られておらず、その半数が慢性的な飢餓に苦しんでいます。

森林における農業について

  • 家族農家には森林におけるコミュニティも含まれます。農村地域の極度の貧困層の約4割が森林やサバンナ地域に住んでいます。

先住民族について

  • 森林の33%が先住民族や地元のコミュニティによって管理されています。
  • 世界では90カ国以上に37000万人以上の先住民族が住んでいます。
  • 先住民族の人々は世界の人口の約5%を占めていますが、世界の貧困層のうち、約15%を占めています。
  • 伝統的な先住民族の領土は、世界の陸地の最大22パーセントを占めます。

若者について

  • 世界の若者の人口は増加すると予想されていますが、若い女性と男性、特に開発途上国の農村地域に住む人々の雇用機会は限られています。

農村地域の女性について

  • 農場労働のほぼ50%が女性によって行われていますが、彼女たちが保有する農地は15%のみにとどまります。
  • 極度の貧困を強いられている男性100人に対し、同様の女性は122人にも上ります。