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FAO駐日連絡事務所 Liaison Office in Japan

目標1 - 貧困解消

貧困解消のための闘いは、農村地域にも起こさなければならない。農村部では、農業や漁業あるいは林業に、食料だけでなく収入を(直接的または間接的に)依存しているためである。飢餓はもはや世界の供給量の不足という問題ではなく、主として食料の生産/購入手段へのアクセスが欠如しているという問題になっている。貧困と飢餓の根本原因に取り組む一方で、農村開発への投資、社会保護システムの構築、農村と都会との結びつきの構築、変化をもたらす主体――小規模農家や家族農家、林業・漁業従事者、農村女性など――の所得増大に重点を置くことが、包括的かつ公平な発展に不可欠である。農村の暮らしを改善することで、都市への流出や、農村地域の貧困拡大も抑制される。

目標2 - 飢餓をゼロに(ゼロ・ハンガー)

食料不安と栄養失調に取り組むと同時に持続可能な農業を促進するための包括的アプローチに基づいた目標2は、特化された世界的目標として、ゼロ・ハンガーを実現し、持続可能な開発の新しい時代を迎えるための重要なステップである。増大する世界人口への食料供給と地球環境への配慮を両立させるのは途方もなく大きな課題であるが、食料システムと農業の構造を変え、持続可能な生活・労働慣行を取り入れ、ガバナンスを向上させ、政治意思を固めて実践すれば達成可能である。地球の生態系への圧力が高まっていることを考慮すると、食料生産量の増大は持続可能かつ環境に優しい方法で達成しなければならない。最近のデータによれば、気候変動や生物多様性の消失といった圧力は、すでに地球の生態系の処理能力を脅かす水準にまで変化している。

目標12 - 持続可能な消費および生産

世界では毎年、生産される食料の3分の1がロス・廃棄の対象となっている。持続的に世界に食料を供給するには、生産者は生産量の増大と同時に、土壌、水および養分の損失や、温室効果ガスの排出、生態系の劣化といった環境への悪影響を低減させる必要がある。環境フットプリントが少なく、栄養分が豊富で安全な食事を摂取するよう消費者を促さなければならない。