FAO駐日連絡事務所 Liaison Office in Japan

都市化の加速化と天然資源の劣化が進行するなかで世界人口が増大すると、より限られた水や農地、農村労働力に日々の糧を頼る人々の数が増加することになる。増加が予想される水、エネルギー、および食料需要を満たすには、農業と食料システムの効率と持続可能性を高めて、今まで以上に持続可能な消費・生産方法に移行する必要がある。

目標6 - 水

いかに水の使用量を抑えて食料の生産量を増やすかが、将来の最大の課題である。農作物と家畜に全取水量の70%が使用されており、一部の開発途上国では最大95%である。2025年には、18億人が絶対的な水不足に陥った国・地域で暮らすことになると予測されている。

目標7 - エネルギー

エネルギーには食料安全保障と栄養の向上を実現する重要な役割がある。エネルギーの価格は食料の価格に影響を及ぼす。食料システムは現在、世界のエネルギーの30%を消費していることから、化石燃料への依存から徐々に脱却し、エネルギー消費の少ない、よりクリーンなエネルギーによって食料供給量を増大させる必要がある。

目標13 - 気候変動と闘う

農業は気候変動に対応するうえで大きな役割を果たす。気温の上昇が世界の食料生産に実質的な脅威を与えることを考慮すると、あらゆる農業部門に投資すれば、農村の人々の暮らしを向上させると同時に、気候変動への適応と気候変動の軽減を支えることができる。