国際連合食糧農業機関(FAO)駐日連絡事務所

1/22 ダニエル・グスタフソンFAO事務局次長と民間セクターとのラウンドテーブル会合(ご報告)

国連食糧農業機関(FAO)は、1月22日(水)、ダニエル・グスタフソンFAO事務局次長と民間セクターとのラウンドテーブル会合を都内で実施しました。当日は、食品業界や農業技術の分野等に携わる24社の代表者39名の皆様にご参加いただきました。

この会合では、グスタフソンFAO事務局次長により、FAOの民間セクターとの連携のためのビジョンやFAO事務局長(2019年8月1日就任)が推進するハンド・イン・ハンド イニチアチブについて紹介されました。FAO事務局次長は、持続可能なフードシステムを構築するためには、民間セクターの協力が不可欠であることを強調しました。

続いて、同じくローマ本部より訪日したパートナーシップオフィサーの阿部香里より、FAOと民間セクターとの連携事例が紹介されました。FAOとイタリアの食品会社とのパートナーシップにより、ボリビアの小規模農家が生産するキヌアの品質が向上、イタリアへ輸入販売することでボリビアの小規模農家を支援している事例が紹介されました。

また、FAOからは、従来の資金供与や技術移転、政策対話などの分野での連携に加え、スマート農業などの革新的技術や責任ある農業投資(RAI)、持続可能な開発目標(SDGs)指標のモニタリングへのビッグデータの活用、官民両セクターの相乗効果を狙った投資の模索など、新たな領域での民間セクターとのパートナーシップについて期待が寄せられました。

その後の質疑応答とディスカッションでは、具体的な連携分野やプロセスについてのご質問やご意見、また民間セクターとの連携についてのさらなる情報提供や意見交換の場作りなどのご要望をいただきました。