次期FAO 事務局長に屈冬玉氏 191票中108票を獲得

2019/06/23
ローマ ー 中国の屈冬玉氏が本日、国連食糧農業機関(FAO)の新しい事務局長に選出されました。
屈冬玉氏は191票中108票の投票を獲得し、第1回目で過半数を制しました。
選挙は、組織の最高統治機関である第41回FAO総会(2019年6月22日 - 29日)にて執り行われました。
1963年生まれの屈冬玉氏は、現在、中国の農村・農業部副部長を務めています。
略歴はこちらをご参照下さい。(15ページ)
屈冬玉氏は、1945年10月16日に設立されたFAOの第9代の事務局長となります。
ブラジル出身のジョゼ・グラチアノ・ダ・シルバ現事務局長の後任となる新事務局長の任期は、2019年8月1日から2023年7月31日までとなります。
FAO事務局長
1945年のFAO設立以来、歴代事務局長は以下8人となります。
• ジョン・ボイド・オール、英国、1945-1948
• ノリス・E. ドッド、アメリカ合衆国、1948-1954
• フィリップ・ヴィンセント・カードン、アメリカ合衆国、1954-1956
• ビナイ・ランジャン・セン、インド、1956-1967
• アダケ・ヘンドリック・ベルマ、オランダ、1968-1975
• エドアルド・サウマ、レバノン、1976-1993
• ジャック・ディウフ、セネガル、1994-2011
• ジョゼ・グラチアノ・ダ・シルバ、ブラジル、2012-2019
原文プレスリリースはこちらから(英語)
http://www.fao.org/news/story/en/item/1199116/icode/