国際連合食糧農業機関(FAO)駐日連絡事務所

2013年の国連総会にて、12月5日を「世界土壌デー」とすることが採択されました。世界土壌デーは、健全な土壌の重要性への注目を促し、土壌資源の持続可能な管理を啓発する日です。


2020年の世界土壌デー(#WorldSoilDay)は、キャンペーンテーマ「元気な土壌と土壌生物の多様性を守ろう」の下で、健全な生態系と人間の福利を維持することがいかに重要であるかについての意識向上を目指します。これに向けて、土壌管理における課題への対処や土壌生物の多様性喪失との闘い、土壌に関する意識啓発、そして世界中の政府、組織、コミュニティ、個々人に、土壌の健康を積極的に改善するよう努めることを奨励します。

今年のキャンペーン「元気な土壌と土壌生物の多様性を守ろう」は、小さなバクテリアからヤスデやミミズまで、地中で働く生物への注目を促します。これらの生き物はすべて、地球上の生命にとって不可欠な働きに貢献しています。

今日世界では生物多様性の損失が懸念されており、土壌もその影響を受けています。 土壌には、地球の生物多様性の4分の1以上が生息しています。しかし、私たちはこの宇宙の1%しか知りません。健康な土壌小さじ1杯には、地球上の人口よりも多くの生き物が存在しています。土壌生物は、植物の成長を支え、炭素を貯蔵し、医薬品の広大な貯蔵場となるなど、人間が依存する多くの重要な生態系の働きを担っています。しかし、土壌生物の多様性は追い詰められています! 持続不可能な土壌管理は、地中の生命に影響を与えます。 ぜひ私たちと一緒に、土壌生物多様性を保護するための行動を起こしてください!

主要メッセージ

• 土壌は生きた資源であり、地球上の生物の4分の1(25%)以上が生息しています。

• 生物の最大90%が土壌で生活、あるいはライフサイクルの一部を過ごしますが、私たちはこの隠された宇宙の1%しか知りません。

• 土壌生物は、地球上の生命を維持するために365日24時間協調して働きます。

• 土壌生物多様性は、土壌の健康に欠かせない要素です。健康な土壌は、より栄養価が高く、より安全な食料を生み出します。 私たちの食べ物の95%は土壌から来ています。

• 土壌生物は、土壌が炭素を貯蔵し、温室効果ガスの排出量を削減することを助けます。

• 土壌生物多様性は、汚染物質を分解することにより、土壌汚染の改善に貢献します。

• 土壌は広大で重要な薬局です。感染症と闘うために私たちが摂取する抗生物質のほとんどすべてが、土壌微生物を使用して作られていることをご存知ですか?

関連リンク

World Soil Day