国際連合食糧農業機関(FAO)駐日連絡事務所
©FAO/Min Quinqwen

2002年の国連総会で、12月11日を。「国際山岳デー」とすることが定められました。

国際山岳デーは、生命にとっての山の重要性についての認識を高め、山岳開発における機会とや課題について啓発し山岳地域の生活環境によりよい変化をもたらすための連携を促進するため、毎年記念されています。

この国際デーの始まりは、1992年、国連環境開発会議で「アジェンダ21」の第13章が「脆弱な生態系の管理:持続可能な山岳開発」が採択された、山岳開発の歴史における画期的な出来事がきっかけとなっています。 山の重要性への関心の高まりにより、2002年が国連の「国際山岳年」として制定され、この機会に2003年から「国際山岳デー」を設けることについても決定されました。国連食糧農業機関(FAO)は、この国際デーの調整機関として、世界レベルでの記念日を主導する立場にあります。 FAO林業局のチームは、この国際的なプロセスを調整する役割を担っています。

2021年のテーマは「Sustainable Mountain Tourism 持続可能な山岳観光」です。 持続可能な山岳観光は、より多くの生計手段の創出、貧困緩和、社会的包摂、景観と生物多様性の保護の促進に貢献することができます。自然、文化、霊的な遺産を保存し、地元の工芸品や高価値の製品を宣伝し、地元のお祭りなどの多くの伝統的な慣習を祝う手段です。

山岳観光は世界の観光の約15から20パーセントを占めています。しかし、観光業は最もコロナ影響の打撃を受けている業界の一つでもあり、世界の経済、生計、公共サービスなどに影響を与えています。山岳地帯では、コロナの影響のため、山岳コミュニティの脆弱性がさらに悪化しています。コロナ危機を通して、山岳観光と天然資源と生計に与える影響を再考し、より適切に管理し、より回復力があり、環境に優しく、包摂的な未来に向けて活用する機会となります。

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FAO International Mountain Day