国際連合食糧農業機関(FAO)駐日連絡事務所
©FAO/Min Quinqwen

2002年の国連総会で、12月11日を。「国際山岳デー」とすることが定められました。

国際山岳デーは、生命にとっての山の重要性についての認識を高め、山岳開発における機会とや課題について啓発し山岳地域の生活環境によりよい変化をもたらすための連携を促進するため、毎年記念されています。

この国際デーの始まりは、1992年、国連環境開発会議で「アジェンダ21」の第13章が「脆弱な生態系の管理:持続可能な山岳開発」が採択された、山岳開発の歴史における画期的な出来事がきっかけとなっています。 山の重要性への関心の高まりにより、2002年が国連の「国際山岳年」として制定され、この機会に2003年から「国際山岳デー」を設けることについても決定されました。国連食糧農業機関(FAO)は、この国際デーの調整機関として、世界レベルでの記念日を主導する立場にあります。 FAO林業局のチームは、この国際的なプロセスを調整する役割を担っています。

主要メッセージ

  • 山の生物多様性が2020年のテーマです。世界の生物多様性ホットスポットの約半分、そして生物多様性<wbr></wbr>重要地域(KBA)の30%が山岳地域にあります。
  • 山は、世界の陸地の27%を覆っています。
  • 世界の15%の人々が山岳に居住しています。
  • 山の産物や機能は、人々の生計や地域経済を大幅に向上させる可能性を秘めています。
  • 山は、世界の淡水の60~80%を供給しています。
  • 山は、水力や風力、太陽光やバイオガスなどの再生可能エネルギーの供給に重要な役割を果たします。
  • 山は、作物栽培のための土地や、家畜のための牧草、内水面漁業のための水場、ベリー類やキノコなどの非木材林産品を通して、人々の食料安全保障と栄養を支えています。
  • 山岳農業の大部分を担っているのは家族農業です。山岳地帯は様々な高度や斜面の条件があり、耕作可能な土地が分散しているため、小規模な農業による運営がより効果的だからです。

 

FAO International Mountain Day