国際連合食糧農業機関(FAO)駐日連絡事務所

国連食糧農業機関(FAO)と創価大学が交流協定に調印

2018/02/06

横浜ー国連食糧農業機関(FAO)駐日連絡事務所長のチャールズ・ボリコと創価大学の馬場善久学長は持続可能な開発目標(SDGs)を踏まえ、食料安全保障と平和に関連した問題における知識交流の推進を目的とした交流協定に調印しました。

2019年までの連携内容には、創価大学の学生が食料安全保障、特に平和と食料安全保障の関連性についてより理解を深めることができるようFAOが教材を提供したり、授業の一環として特別セッションに協力したり、平和と食料安全保障の関連性について普及するためのイベント等に出席したりすることが含まれています。

FAOの代表として調印式に出席したチャールズ・ボリコは、「今の若者が将来のリーダーになります。問題を遠いものとして捉えるのではなく、自分たちの問題として考えてほしい。SDGsの相互補完性と包括性を考えると、みんなが貢献していかなければなりません。」と述べました。

創価大学の馬場学長は、「本学の学生には、きちんとSDGsの知識を持って議論し、語れるようになって卒業してほしい」と期待を寄せました。

 FAOと創価大学の双方は、平和と食料安全保障の相関関係について学生が一層理解を深めていく必要があるとの共通の認識に基づいて、今後は、持続可能な開発や食料安全保障、栄養を確立していく上で重要な回復力のある生計手段の必要性に焦点を当てた情報や専門知識の交換・交流を行っていきます。