国際連合食糧農業機関(FAO)駐日連絡事務所

FAOについて

whatwedo_24国際連合食糧農業機関(FAO)は、飢餓と闘うための国際的な取り組みを主導する国連の専門機関です。196の加盟国(2つの準加盟国含む)およびEU(欧州連合)から成り、本部はイタリアのローマにあります。

FAOは、人々の栄養状態と生活水準を改善することにより食料安全保障を確保し、すべての人が健康的な生活を送ることができる、飢餓と貧困のない世界を目指しています。

また、持続可能な開発目標(SDGs)の実現に向けて、農業、林業、水産業などの食料の生産だけでなく、世界の農業・食料システムを、より効率的で、包摂的、強靭で持続可能なものに変革していくことに取り組んでいます。

概要

正式名称
国際連合食糧農業機関 - Food and Agriculture Organization of the United Nations (FAO)

FAO and UN Flag © FAO/Giulio Napolitano経済・社会・文化・教育・保健等分野において政府間協定によって設立された世界的専門機関のうち、国連総会の承認を受け国連経済社会理事会 Economic and Social Council と連携関係協定を結んだ国連専門機関のひとつ。

設立  1945年10月16日

所在地  本部: ローマ(イタリア)

代表者  屈冬玉 事務局長(2019年8月1日就任)

加盟国  196ヶ国 (2準加盟国含む)+EU(欧州連合)(2020年5月現在)

 

目的・使命 

目的
人々が健全で活発な生活をおくるために十分な量・質の食料への定期的アクセスを確保し、すべての人々の食料安全保障を達成する。 

食料安全保障 (Food Security) とは
全ての人が、常に活動的・健康的生活を営むために必要となる、必要十分で安全で栄養価に富み且つ食物の嗜好を満たす食料を得るための物理的、社会的、及び経済的アクセスが出来ることである。  

使命
世界の人々の栄養と生活水準の向上 ・農業生産性の向上 ・農村に生活する人々の生活条件の改善 ・世界経済成長へ寄与する。


FAOの戦略枠組み 2022-31
FAO戦略枠組み2022-2031は、より良い生産、より良い栄養、より良い環境、そしてより良い生活のために、より効率的、包摂的、レジリエントで持続可能な農業・食料システムへの変革を通じ、誰一人取り残さない社会を目指します。


戦略枠組み(英語)の詳細はこちらから。

より詳しく