日本語資料
世界食料農業白書 2015年報告「社会保護と農業――農村貧困の悪循環を断つ」
2015/11/01
貧困と飢餓の削減を掲げたミレニアム開発目標の取り組みでは、大きな 前進が見られたものの、世界では今なお10億人近くが極度の貧困(1日当 たり1.25ドル未満)の中で暮らし、7億9,500万人が慢性的な飢餓に苦し む。2030年までに貧困と飢餓の根絶を目指す新たな「持続可能な開発目 標」の実現には、更なる取り組みが必要だ。最貧層の多くは途上国の農村 部に暮らし、生計を農業に依存している。こうした人々は、貧困による栄 養失調が甚だしく、貧困が親から子へと世代を超えて引き継がれる負の 連鎖に陥っている。 多くの途上国は、こうした農村部の貧困の連鎖を断ち切るために、社会保 護と農業開発を組み合わせた新たな戦略を取り入れ、成果を上げている。 寡婦や孤児への給付金や、公共事業による貧困層への雇用保証といった 社会保護策は、こうした社会的・経済的弱者を深刻な困窮状態から救う ことができる。社会保護により、世帯は食料消費を増やし、食事を多様化 することができる。また、自分の土地での農業生産や新たな事業の立ち上 げのために、貯蓄や投資をすることもできる。農業開発プログラムは、 小規模家族農家が市場にアク セスしたり、リスクを管理するのを支援し、 雇用機会を創出することで、こうした家庭の自立を促し、レジリエンス (強靭性)を強化する。社会保護と農業振興を組み合わせ、一体的に取り 組むことで、農村部における貧困の連鎖を断ち切ることが可能となる。
若者と国連 グローバル アライアンス
2015/11/01
若者と国連グローバルアライ アンス(Youth and United Nations Global Alliance (YUNGA))は国連諸機関、市民社会団体、また他の組織間 におけるパートナーシップで あり、子供や若者が学び、参加し、成長するための取り組 み、資金、また機会の提供を 行っています。
2015年世界食料デーパンフレット「社会保護と農業:農村貧困の悪循環を断つ」
2015/10/16
2015年の世界食料デーテーマは「社会保護と農業:農村貧困の悪循環を断つ」。
社会保護は、貧しく食料不安にある人々を保護することを目的とし、彼らを貧困と飢餓から救い出すための政策、プログラム、介入を組み合わせたものです。貧しく脆弱な立場にある人々に対し、財政的あるいは現物支給支援を提供するさまざまなプログラムを通して、社会保護は、彼らの収入、能力および権利を改善します。
世界の食料不安の現状 2014年報告
2015/07/08
第69回国連総会の一般討論演説が開始される2014年9月23日現在、ミレニアム開発目標 (MDG)の達成目標日である2015年末までに残された日数は、464日となる。 飢餓と栄養失調の削減に向けての現状を見直してみると、飢餓の削減については世界全 体で進捗を続けているものの、食料不安は今もなお克服されるべき課題であることが確認できる。
原文: The State of Food Insecurity in the World (SOFI) 2014
日本とFAO-飢餓の終息と地球の保全に向けた協力
2015/07/03
日本は過去数十年にわたり、国際連合食糧農業機関(FAO)が飢餓撲 滅と地球環境の保全を進める上で、強力なパートナーとしての役割を果たしてきました。日本は、FAO の通常予算に対する分担金では世界 第2 位、2012-13 年の任意拠出金で第4 位の位置にあり、約2,500件ある継続中の現場支援事業(総額8 億US ドル相当)についても世 界有数の拠出国となっています。FAO の活動の発展に対する日本政府の貢献は、多額の資金提供にとど まりません。農業、水産業、林業の分野では、FAO のさまざまな事業に人材を提供し、専門知識で各種活動を支えています。
原文: Japan and FAO - Partnering to End hunger and Care for the Earth
『世界の食料不安の現状 2013年報告:食料安全保障の多様な側面』
2015/06/24
FAOが、国際農業開発基金(IFAD)、世界食糧計画(WFP)と共同で発行した世界の飢餓に関する年次報告書「The State of Food Insecurity in the World (SOFI) 2013」の日本語版。 本年度版では、2015年MDG飢餓削減目標の達成に向けた進捗を報告するとともに、「食料安全保障の多様な側面」に焦点を当て、慢性的な飢餓に苦しむ人々や栄養不足人口の削減に向けた、より踏み込んだ指針を打ち出しています。 食料安全保障を考える一助に。 原文:The State of Food Insecurity in the World (SOFI) 2013
『農業投資を最大限に活用するために』
2015/06/01
『農業投資を最大限に活用するために』-小規模農家に機会を提供するビジネスモデル調査
Sonja Vermeulen and Lorenzo Cotula 著
翻訳・発行:株式会社 Alterna
『世界の農林水産』2014年冬号(通巻837号)
2014/12/26
世界の農林水産』2014年冬号(通巻837号)
発行:(公社)国際農林業協働協会、共同編集:FAO日本事務所
2014年12月、A4版、40P
世界食料農業白書2014年報告
2014/11/30
世界の農地の大部分は5億世帯以上の家族農家が管理してお り、世界の食料のほとんどはこうした家族農家により生産されている。こうした家族農家は多様性に富み、その中には生産性の低い貧しい家族農家も多数含まれている。すべての家族農家がより革新的になり、持続的な生産性の向上を確保する必要が ある。革新の支援策は、それぞれの家族農業の多様性を認識し、 単収の増加や天然資源の保全、農村部の収入拡大などに重点を置かなければならない。そのためには、農業革新に関わるすべての利害関係者の活動を促進・調整する革新システムが必要になる。
昆虫の食糧保障、暮らし そして環境への貢献
2014/11/01
昆虫食とは,文字通り人間が昆虫を食べることです。昆虫食 は様々な国で行われていますが,アジア、アフリカ、そして南 米でもっとも盛んです。昆虫は20億人の食生活の一部となっ ており,私達が現世人類になってからずっと昆虫は人間の食 べ物の一つとなってきました。しかし,昆虫食がマスコミや研究者、食品産業に注目されるようになったのはつい最近のこ とです。国際連合食糧農業機関の「昆虫食プログラム」では クモが有望な食材かも調べられていますが、クモは昆虫では ありません。
『世界の農林水産』2014年秋号(通巻836号)
2014/09/08
『世界の農林水産』2014年秋号(通巻836号)
発行:(公社)国際農林業協働協会、共同編集:FAO日本事務所
2014年9月、A4版、40P
『世界の農林水産』2014年夏号(通巻835号)
2014/06/02
『世界の農林水産』2014年夏号(通巻835号)
発行:(公社)国際農林業協働協会、共同編集:FAO日本事務所
2014年6月、A4版、40P
『世界の農林水産』2014年春号(通巻834号)
2014/03/01
『世界の農林水産』2014年春号(通巻834号)
発行:(公社)国際農林業協働協会、共同編集:FAO日本事務所
2014年3月、A4版、40P
『世界の農林水産』2013年冬号(通巻833号)
2013/12/06
『世界の農林水産』2013年冬号(通巻833号)
発行:(公社)国際農林業協働協会、共同編集:FAO日本事務所
2013年12月、A4版、40P
2013年世界食料デー「食料・栄養安全保障への持続的食料システム:健全な食料システムが 健康な身体をつくる」
2013/11/01
2013年世界食料デー「食料・栄養安全保障への持続的食料システム:健全な食料システムが 健康な身体をつくる」