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FAO駐日連絡事務所 Liaison Office in Japan

JICAの支援受け、FAOが灌漑プロジェクト アフガニスタン

23/09/2019

アフガニスタンのバーミヤン県で4日、ヤカラン地区のナイタック、ラクウル両灌漑の起工式があり、FAO同国事務所長のラジェンドラ・アルヤル、モハマド・タヒル・ゾヘア同県知事、エネルギー・水省のカーン・モハマド・タカル副大臣、モハマド・ラヒム・アリヤルサダ国会議員が出席しました。

起工式には、いずれも同国のエネルギー・水省、農業灌漑牧畜省の職員、バーミヤン県と地区の評議会、地域の長老、農民、FAOのプロジェクトチーム、メディアなども参加しました。

この落成式は、独立行政法人国際協力機構(JICA)と日本政府による、3年にわたる計990万米ドル(およそ10億6000万円)の支援を下にFAOが実施する灌漑プロジェクト「バーミヤン県、カブール県及びカピサ県における灌漑設備改善による農村の生計拡大計画」の第4フェーズの開始に伴うものです。

このプロジェクトは、7,000ヘクタールの土地に設置された28の灌漑設備(主幹水路の総延長191キロ)の修復によって、農家1万6000世帯の収量と農業生産生の向上を目的としています。この修復によって、3県の小麦収量が現時点よりも25%増えることが見込まれ、さらに、家庭や、家畜などほかの用途にも水が使えるようになります。

また、作業期間中はおよそ30万日にも及ぶ雇用が創出されるとみられています。政府職員40人とこの灌漑設備に主に関係する農業従事者300人は、農業や灌漑管理改善のための訓練を受ける予定です。

バーミヤン県知事とエネルギー・水省副大臣は、FAOアフガニスタン事務所との協力について、このプロジェクトが引き続き水資源管理の改善に貢献し、地域の農業開発と人々の生活に大きな利益をもたらす、と高く評価しました。 同事務所所長のアリヤルは、JICAと日本政府に感謝の意を表し、灌漑はアフガニスタンの農業開発にとって重要な優先事項であると強調しました。アリヤルはまた、アフガニスタン政府に対し、灌漑プロジェクト実施におけるFAOへの支援とリーダーシップにも謝意を述べました。 その上でアリヤルは、「FAOは過去数十年にわたってアフガニスタンの灌漑設備を改善するために努力してきました。このプロジェクトは、バーミヤンの持続可能な農業開発に直接資する、新たな歴史的貢献となるでしょう」と締めくくりました。

原文プレスリリース(英語)はこちら: http://www.fao.org/afghanistan/news/detail-events/en/c/1207641/