FAO駐日連絡事務所 Liaison Office in Japan

FAOは「世界の飢餓問題に対する精力的な唱導者」に弔意を表する

ジョージ・マクガバン
22/10/2012

「今日、我々は世界の飢餓問題に対する精力的な唱道者を失った」とFAO事務局長グラジアーノ・ダ・シルバは述べ、米国の元上院議員ジョージ・マクガバンに感謝の言葉を贈った。ジョージ・マクガバンは、サウス・ダコタ州の自宅近くのホスピスで死去した。90歳だった。

 

「彼は、脆弱な立場の女性、幼児及び子供が必要な栄養を摂取出来るよう米国の法律を起草し、米国及び海外において学校給食プログラムを強力に主唱し、これらにより世界中の数百万の貧困家庭の子供達に、学校及び日常生活で成功するために必要な栄養の基礎を与えることを支援した。」とグラジアーノ・ダ・シルバは述べた。

 

「彼の死はFAO関係者及び飢餓との戦いにおけるわれわれのパートナーすべてにとって痛ましいことである。」

 

マクガバンは、1960年ジョン・F・ケネディ大統領により米国の「平和のための食料プログラム」初代局長に任命され、これが1963年の世界食糧計画WFP創設の基礎となった。彼は1963年から81年まで米国の上院議員を務め、この間1972年には大統領候補として選挙戦を戦った。

 

1998年から2002年までマクガバンは米国の国連食料機関代表部大使の職にあった。

 

2000年にはボブ・ドール上院議員とともに、ジョージ・マクガバン-ボブ・ドール教育のための食料及び子供の栄養のための国際プログラムを創設し、米国の連邦予算から毎年世界中の貧乏な学生に栄養価の高い食事を供給する仕組みを設けた。

 

マクガバンとドールは、「彼らの、すばらしい共同のリーダーシップにより、学校給食に対するグローバルなコミットメントを奨励し、世界中の数百万の貧乏な子供達、とりわけ少女達に通学と栄養価の高い食事を提供した」功績(同賞組織委員会)により2008年に世界食料賞を授与された。